【TESEN文庫】私シェアハウスするみたい。

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Chapter.1 何かいいなぁ〜が形になる


 

シェアハウスに住む事が決まった。

周りからは「本当にシェアハウスなんか大丈夫?」と

私の中で初期段階に通過した不安を再度投げかけてくる。

そんなこと分かっているし、分かった上での決断だから。

そっぽを向きたいそっぽをグッと押さえて。

不安はもちろんあるけど。一度決めた事をなんだか曲げたくない。

たまに発揮される負けず嫌いのような感情が久しぶり。

誰かに勝つ、負けるとかじゃなくて。

たぶん今までの私に、これからの私が勝ちたいのかも。

契約、鍵の受け渡しも無事に終わった。

 

いざ引越しの日。

 

一人暮らしもした事ない、家族以外の人と住んだこともない、地理もわからない。

当日になって眠っていた不安達がむくむくと昼寝から起き、支度をはじめている。

 

内覧からお世話になっている運営スタッフさんがシェアハウスの前で手を上げて待っている。

 

そして初めて自分で扉を開けてみると。

今までの不安がふぁっと開けた扉の風で消えていった。

ここがこれからただいまをいう場所。

そして今日からここが私の部屋。

決めては大きな窓から入る光。

実は心のなかでこの部屋には私の好きなものを好きな場所に好きなだけ置く宣言をしていた。

シンプルで真っ白なベッドとデスク付きも嬉しい。

引越しのトラックはまだ来ていない。

到着の時間指定が午前か午後しかなく。

仕方なく午前にした。

12時までが午前としたらあと3時間もある。

持てるだけ持ってきた手荷物の整理をしながら待つことにする。

 

ある程度整理も落ち着いた事に勝手にして、改めてシェアハウスの中を探検に。

外のお庭を見渡せるキッチン。

そういえばキッチン道具は何も持って来ていない。

そうそう!生活に必要なものはシェアハウスに備品としてあるんだっけ。

洗剤、スポンジ、布巾、トイレットペーパーも。

そして大きな冷蔵庫、オーブンに炊飯器。

食べる専門の私には少しもったいないかなと思いつつ。

無駄に開け閉めしてみたり。

キッチンには個人の収納棚というものがあるみたいだけど。

ここが私の調味料やお菓子を入れて置く場所。

お米や保管用のタッパーを入れている人も多いみたい。

私はさっき初めましてのあいさつをしたシェアメイトからもらったキットカットを一つ入れてみた。

ここはランドリールーム。

業務用の大きい洗濯機は24時間無料で使えるそう。

柔軟剤フェチの私が一番好きな香りが漂っている。仲良くなれそう。

その隣には洗面台とシャワー室。

顔を洗って1日のはじまりがここから始まる。

横にはキッチンにもあった収納棚。

先週の休みの日に一目惚れして買った新品の石鹸を置いてみた。

インターホンが鳴った。

そうこうしているうちに引越しのトラックが到着したみたい。

他のシェアメイトも運ぶのを手伝ってくれて引越しは案外すぐに終われた。

ここはリビング。内覧の時はちょっと緊張していて座れなかったけど、今日からは思いっきりくつろぎたい所存。

WiFiのパスワードをスタッフの人に聞くのを忘れたけどシェアメイトが教えてくれた。

リビングにあるテレビではNetflixも無料で観れるみたい。

休日は映画三昧とする。

そういえば友達が水道光熱費とかはどうするんだろうね、と疑問に思ってたけど。。。

ガスの契約、電気の契約、水道の契約、WiFiの契約、家財保険の契約。

全部必要ないみたい。共益費に含まれてるんだって。

リビングの前にはテラスもあって。晴れた日には飛び出したい!

ふとしたところに花が生けられたり。

音楽が聞こえてきたり。

誰かを呼ぶ声、笑い声。

今までの漠然とあったシェアハウスなんかいいなぁ〜が形になってきた。

部屋に戻るとどっと疲れがきている。

ベッドに横になってみた。

新しい始まりから来る高揚感からなのかな。

何人かと話してみたけどみんな良い人みたい。

今日は早めに就寝。

明日が起きるのが楽しみで身体が宙に浮いてる感じ。

 

続く。

TESEN文庫ゆったりはじまりました。

コーヒー片手にかる〜く読んでいただければ嬉しいです。

 

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