【TESEN文庫 第7話】小さな灯りの不思議

JOURNAL|TESEN

大阪シェアハウスの運営スタッフSHUです。

 

シェアハウスで働く私が気ままに連載小説を書いております。

 

「シェアハウスってどんなところ?」「どんな暮らしがあるの?」

 

この小説はそんな方へ向けて書いています。

 

ときどき実話なフィクションです。

 

一緒にシェアハウスの暮らしをのぞいてみませんか?

 

シェアハウスで起こる素敵なことが少しでも多くの人に届いたら、そして豊かな暮らしを多くの人に。

 

|前回までのお話


仕事からの帰り道。

 

どこからか鈴虫が鳴いている。

 

日本の風情も捨てたもんじゃないと思っていたら機械音でした。

 

だんだんと日が長くなり、夕陽のスポットライトを浴びながら帰る。

 

気付いたら今年も3分の1が終わっている。

 

歳を重ねていくうちに1年があっという間。

 

今年の春はコロナでどこも行けなかった。

 

それが良かった。

 

家で過ごす時間が増えたから。

 

あの人も家でゆっくりしている。

 

柄にもなく手作りキャンドルを作っている。

 

何に使うんだろう。

 

シェアハウスに住んでいると発想と生き方の刺激をもらえる。

 

こういう生き方もあるんだ。

 

今までの私の小さな固定概念をゆっくり崩してくれる。

 

ありのままの自分で良いんだと背中を押してくれる。

 

学校では習わないライフスタイルを教えてくれる。

TESEN文庫第7話

 

リビングに降りると電気が消されていた。

 

誰もいない静寂。

 

テーブルの中央で小さな灯りだけが揺れている。

 

思わず小さな灯りを見つめていると。

 

背後に気配が。

 

振り向くといつもの彼が立っている。

 

彼は「キャンドルの小さい灯りには、ものすごく不思議な力を秘めている。」

 

と切り出した思ったら、他のシェアメイトも彼の背後から出てきた。

 

何故かみんなカラフルなパーティハットを被っている。

 

気づいてしまった。

 

私の誕生日。

 

クラッカーが一斉に鳴る。

 

誰かに祝われる。

 

ご無沙汰すぎる出来事に感情が溢れ出す。

 

嬉しさに浸る。

 

心からの「ありがとう」を伝ようと顔を上げると。

 

シェアメイトはケーキどう切るかで盛り上がっている。

 

既にケーキを食べる事に目的がシフトされている。

 

切り替えの早さに笑ってしまう。

 

そんな素直で感情にまっすぐなシェアメイト達が大好きだ。

 

|前回までのお話、これからのお話

家で過ごす時間が増え、制作意欲をを持つ人が増えたみたいです。

みなさんはGWで何を作りますか?

 

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